2017年09月29日15時57分掲載  無料記事
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政治

マスコミの中には「自民VS希望」の構図を描く会社もあるが、今回の選挙はこのような対立軸ではない リベラル新党を作れば勝利できる

  マスメディアの中には「自民VS希望」の対決を印象付けようとしている企業もあるが、どっちに転んでも改憲と戦争路線の極右VS極右の対決など、市民の多くは冷めた目で見ているだろう。リベラル新党が生まれ、民進党左派や山尾志桜里、山本太郎、鳩山由紀夫らを吸収すればリベラル志向の有権者は自民や希望には投票しなくなる。そしてこのリベラル新党に社民と共産が提携すれば、爆発的な票が集められるはずだ。「希望」には底知れない悲しみと暗さとえげつのなさがつきまとっているからだ。 
 
  だまされたと思って、やってみることだ。どっちに転んでも、これ以外の道を進めばリベラル派支持の有権者を悲しませることになる。「希望」が民進党議員をランク付けするような痴態を認めてしまった民進党の党首は即辞任し、党は解散すべきである。この一連の事態に市民がどれほど嫌悪感を覚えているか、中央にいる政治家たちはわからないのだろう。政治家になるセンスがない人間たちだ。 
 
  鮮明に対立軸を出すために、自民と「希望」にできるだけリベラル派の議員が入らないことが大切だ。新党ができればリベラル派議員はこの自民と「希望」の2政党から全員退出すべきだ。逆に極右議員は新党から排除すべきである。これにより、今回の衆議院選挙のテーマを極右か、リベラルかの選択にできる。この構図にすれば極右2政党は互いに票が割れて、極右政党同士で死闘を余儀なくされる。一方、リベラル陣営は社民と共産と手を携え、投票の半数を取ればよいのだ。市民連合がそれを実現させる時である。政治音痴の前原氏の裏切りによって20年来、初めて市民が主導権を取り戻せるチャンスが生まれた。 


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