2017年10月03日12時05分掲載
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政治
木村結氏(TV報道番組ウォッチャー)「小池氏のことを極右だと思っている国民は殆どいません。テレビ局はその点を報道はしません」
「メディア観戦記」のライターでTV報道のウォッチャーでもある木村結さんは今回の政変でもTV報道が真実を伝えていないことをツイッターで指摘した。
木村結 「小池(百合子)氏のことを極右だと思っている国民は殆どいません。テレビ局はその点を報道はしませんし、まだまだ小池氏に期待している無党派層が多いです。」
極右とは単なる右翼=保守・ナショナリストではなく、過激なナショナリズムを信奉し、しばしばレイシズム(人種差別主義)も付随する政治潮流だ。インターネットやブログ、ソーシャルメディアで「立憲民主党」がいかに盛り上がり、小池百合子批判が高まっていようと、メジャーなテレビ局の報道姿勢は小池百合子氏を極右とは伝えていない、という。テレビの報道が変わらないと大衆は動かない。ネットでの言論とリアル社会の空気では未だ乖離がある。希望の党はナチズムを信奉する幹部を抱える自民党と同様の極右政党と言って間違いではない。
フランスでは国民戦線のマリーヌ・ルペン党首は極右に位置付けられ、ルモンドをはじめあらゆるメディアが極右と表現している。過去の発言などを見れば、小池百合子氏はマリーヌ・ルペン氏よりも極右的だろう。
南田望洋
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