2017年10月04日16時14分掲載
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政治
自民党「宏池会」も立憲民主党に参加すべきだ 岸田文雄氏は自民党を割れるか
自民党の中にあってリベラル派に位置する宏池会の存在が今、政界再編の中にあって注目されている。宏池会リーダーの岸田文雄氏は安倍政権の要人だったこともあってなかなか独自に動けないように縛られてきた。そして自民党は自民党内で浄化できる、という見方もあった。岸田氏には次期首相の声も出ていたが、実は状況が急速に変化してきている。極右政治家・小池百合子氏の率いる希望の党が自民党と連携するようになれば、小池氏の敵となる可能性のある岸田氏の影は将来的に薄くなっていくかもしれない。
今回の政変で民進党内の曖昧だった部分が整理されたこともあり、自民党も党内を整理して、リベラル派が分かれた方がよくないだろうか。少なくとも投票する国民にはその方がよい。そして、安倍政権に不満のある層は、もはや自民党内の宏池会ではなく、立憲民主党に期待し始めている。このままでは岸田氏も自民党の不人気に引きずられていくだろう。行動できる時に行動しなかった、ということは自ら選択したという事だ。すなわち安倍政権を選んだという事だ。岸田氏の行動は前原氏と同様に誰を見て政治をしている人かが注目されているのである。
武者小路龍児
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