2017年11月08日23時18分掲載
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中国
楊偉民氏「国土面積の2%を動物に返し、生態文明体制の改革を」
中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)プレスセンターで23日午後3時に記者会見が行われ、中国の中央財経指導グループ弁公室の楊偉民・副主任はその席で、「青海省の三江源、シベリアトラ・アムールヒョウ、ジャイアントパンダ、祁連山などを4つの国家公園体制試験拠点案とすることを習近平総書記自らが主宰して認可を行った。総面積21万5千平方キロメートルの国土を自然な状態に戻し、国土面積の2%をジャイアントパンダやシベリアトラ、チベットガゼルに返し、子孫の代までより多くのきれいな土地を残すことを目指す」と説明した。
楊副主任は、「改革開放以降、中国の経済発展は世界が注目するほどの成果を上げたが、生態環境は国家発展において欠落した部分であり、人々の生活における悩ましい問題となっていることは否定できない。この欠落した部分を補い、問題を解決し、物質・精神の文明建設を同時に進めていくべきだ。一方では生態文明の建設を強化し、もう一方では生態文明の体制の改革を行う必要があり、さらには後者を一層強化していかなければならない」と続けた。
〔JCLIFセミマンスリーニュース(『人民網 日本語版』2017年10月後半 抜粋)〕
全文はこちら http://j.people.com.cn/n3/2017/1025/c94475-9284916.html
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