2017年11月20日23時52分掲載
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国際
米国務長官 予告なしでアフガン他訪問
１０月２３日付のUSA Todayは、ティラーソン米国務長官が、戦闘が続くアフガニスタンとイラクに予告なく訪問し、両国首脳との会談に臨んだと報じた。
最初にアフガニスタンの北部バグラム空軍基地でガニ大統領と会談し、米アフガン同盟関係を再確認した。ティラーソン国務長官はトランプ政権の南アジア戦略を説明。アフガニスタン政府と協力し、アフガニスタンが、テロリストの避難場所とならないようにすると表明した。ガニ大統領も米国の支持を表明したという。
イラクの首都バグダッドに移ったティラーソン国務長官は、同国のアバディ首相と国家戦略について協議した。イラク中央政府とクルド人との紛争を鎮める一方、ＩＳＩＳから解放された町や都市の国家復興計画の促進を議論したという。
ティラーソン国務長官の予告なしの訪問は、サウジアラビアから始まる中東、南アジア、ヨーロッパへの訪問の一環で、今後パキスタン、インドに訪れるという。アフガニスタンを含めた同地域の軍事戦略をトランプ大統領は８月に変更したばかり。増兵の決定、オバマ政権が課した司令官への制限を解除。パキスタン国境付近のテロ組織に避難場所を提供しないよう圧力をかけた。
〔ＮＤ米紙ウィークリーニュース第１３２号(November 20, 2017)〕
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