2017年12月08日13時32分掲載
無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201712081332245
橋本勝21世紀風刺画日記
295回日本の相撲の土俵に日の丸を見た
ああ、わからない わからない
日本の国技であるはずの相撲なのに
なんで横綱がモンゴル人ばかりなの
19年間も横綱がいなかったのだ
優勝するのはモンゴル人力士ばかりだし
日本人は相撲に向いていないのか
モンゴル人のために土俵はあるのかと
嘆いていた日本人は多かったかもしれない
やっと日本人力士が横綱になったということで
相撲ブームが盛り上がったというのがなんとも情けない
ああ、わからない わからない
そして今回
モンゴル人横綱日馬富士による暴力事件が起こって
世間は大騒 ぎ
モンゴル人横綱の暴力事件といえばこれで2度目となる
そして、ついに日馬富士引退ということで決着した
ああ、わからない わからない
暴力事件を起こしたのだから、当然としても
今回のことに対しての異常なまでの国をあげての騒ぎ方はどうだろう
日本の国技、相撲の頂点にある横綱の品格に欠けているとの批判は
日馬富士から白鵬にまで飛び火してしまっている
やっぱりモンゴル人には日本の伝統である
相撲のことなど理解できないのだ
日本の相撲からモンゴル人をさらにすべての外国人など
締め出すべきだなんてことを言いだす人も出かねない
ああ、わからない わからない
純粋な日本人力士だけの 相撲にせよ!!とでもいうのか
土俵がまるで日の丸に見えてきた
そんな偏狭な愛国主義の場に日本の相撲をしてはならないと思う
土俵の丸い形は地球の丸でもあると思いたい
Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。