2018年02月01日15時16分掲載  無料記事
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近日刊行 中野晃一著「私物化される国家 支配と服従の日本政治」 (角川新書)   〜アンチ・リベラルはなぜ膨張したのか〜

  立憲主義の大切さを訴えてきた気鋭の政治学者・中野晃一氏が今月、新刊書を角川新書から出します。タイトルは「私物化される国家 支配と服従の日本政治」。中野氏は出版に当たって次のように語りました。 
 
中野晃一 「一種の安倍政権論でもありますが、同時に日本そして世界における保守政治の変質を描くことを、この本では心がけました。ネオリベラリズム(新自由主義)が保守のありようを大きく変えるとともに、自由民主主義体制に対する信頼を損ねたことが、現在、安倍政権やアメリカのトランプ政権などでも明らかなアンチ・リベラリズムの席巻と立憲主義の崩壊を招いてしまったと考えています。」 
 
中野晃一教授(上智大学国際教養学部・政治学) 
 著書に『右傾化する日本政治』(2015年7月、岩波新書)、『戦後日本の国家保守主義−−内務・自治官僚の軌跡』(2013年、岩波書店刊)など 
 
 
■野党共闘を考える 市民連合の中野晃一教授(上智大学)に聞く その1 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201711080022143 
■野党共闘を考える 市民連合の中野晃一教授(上智大学)に聞く その2 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201711080111133 


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