2018年02月10日19時19分掲載
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中国
中国8省市・自治区、一人っ子の人が親の看病をするための「看病休暇」取得を制度化
中国では今後、一人っ子の人が両親の看病をするために有給休暇を取ることが容易になりそうだ。
中国全国老齢工作委員会弁公室は23日、高齢者をめぐる2017年のニューストップ10を発表し、17年末の時点で、8省市・自治区が、一人っ子の人が高齢の親の看病をする場合、休暇を取得できるよう地方制度化したことを明らかにした。
同制度を制定したのは、黒竜江省、福建省、河南省、湖北省、広東省、広西壮(チワン)族自治区、海南省、重慶市。うち、広西壮族自治区は、一人っ子の人で、親が60歳以上の場合、親が入院している期間、会社側は毎年最多15日間の看病休暇取得を認めるように規定している。休暇中、給料や各種手当、補助、ボーナスなどを減らしてはならない。
〔JCLIFセミマンスリーニュース(『人民網 日本語版』2018年1月後半 抜粋)〕
全文はこちら http://j.people.com.cn/n3/2018/0125/c94475-9419711.html
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