2018年03月06日23時46分掲載
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中国
南京大虐殺犠牲者3人が2月に死去 生存者100人以下に
南京大虐殺の犠牲者は、中国侵略日本軍による南京大虐殺の生き証人であり、彼らの個人的な体験と記憶は、南京大虐殺という世界が記憶に留めるべき遺産を積み重ねる存在だ。歳月が流れ、彼らも老いてきている。
今月、劉庭玉さんと李素雲さん、李高山さんの南京大虐殺犠牲者3人が次々とこの世を去った。これで、南京大虐殺犠牲者として登録されている生存者の数は100人以下となった。
2月26日午前、中国侵略日本軍南京大虐殺遇難同胞紀念館は、亡くなった3人の老人のために、黙とうと献花、点灯式を執り行った。
2月25日午後6時38分、南京大虐殺の犠牲者で南京保衛戦の元兵士という2つの身分を持つ最後の生存者だった李高山老人が死去した。2月に入ってこの世を去った犠牲者は、李老人で3人目となった。
これより前、2月10日午後10時50分に劉庭玉老人が、2月11日午後3頃に李素雲老人が、それぞれ還らぬ人となった。
〔JCLIFセミマンスリーニュース(『人民網 日本語版』2018年2月後半 抜粋)〕
全文はこちら http://j.people.com.cn/n3/2018/0228/c94475-9431110.html
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