2018年03月18日20時57分掲載
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政治
小原隆治教授(早大・政治経済学術院)が指摘する東京都迷惑防止条例改正案がはらむ怖さ その2 都議は都議会で質疑を
早大・政治経済学術院の小原隆治教授が注視している東京都迷惑防止条例改正案(改正案の提出権者は小池百合子都知事)について記事をUPしたところ、大きな反響になって普段の3倍くらいアクセスされています。この改正案でもう国会前や官邸前でデモができなくなる、あるいはいつでも「迷惑行為」と現場警察官に認定され恣意的に逮捕される可能性がないのか、という点が問われています。
小原教授はさらにツイッターでその後の経過を記しています。日本共産党の大山とも子都議らが都議会で改正案について突っ込んだ質問をし、治安立法ではないことを詰めていくようです。
小原隆治 「東京都迷惑防止条例改正案 大山都議からのメイルの一部。許諾済。『すごい反響です。他会派にもだいぶ要請書が届いているようで、16日までは、警察消防委員会で質疑する予定は、私だけだったのですが、なんと、全会派が質疑することになったようです。世論が、またしても都議会を動かしています』」
さらにこうも指摘しています。
小原「都議会のウェブサイト見ても、条例案の名称とそっけない概要説明しか出ていなくて、国会との違いにちょっと驚いた。」
小池百合子氏と言えば、いつだったか情報公開を大切にすると言っていた記憶があるのだが、それは一夜の幻だったのかだろうか。
■小池都知事が情報公開と公文書管理で安倍自民党を牽制
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