2018年03月19日14時54分掲載  無料記事
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政治

元NHKアナウンサー、自民党・和田政宗議員の質問「安倍政権を貶めるために、意図的に変な答弁をしてるんじゃないですか」 自民党広報副本部長で日本会議メンバー

  3月19日参議院予算委員会。 
https://www.youtube.com/watch?v=P-DdNhW1cL0 
和田政宗「まさかとは思いますけれども、太田理財局長は民主党政権時代の野田総理の秘書官を務めておりまして、増税派だからアベノミクスを潰すために、安倍政権を貶めるために、意図的に変な答弁をしてるんじゃないですか」 
 
太田理財局長「いや・・・お答えを申し上げます。私は公務員としてお仕えした方に一生懸命お仕えするのが仕事なんで、それをやられるといくらなんでもさすがに、そんなつもりは全くありません。それはいくらなんでも、それはいくらなんでもご容赦ください」 
 
  和田政宗参院議員は国会質問の直前のブログに「この後、参院予算委員会で質疑に立ちます。財務省の文書書き換え問題について徹底的に検証し質問します。財務省の隠蔽工作を政治がこじ開けたことや8億円の値引きの過程などを、パネルを使いわかりやすく質問します。質疑時間は9時40分頃から40分間。NHKのテレビ中継があります。ぜひご覧ください!」と書いている。 
 
  自民党は財務省にすべての責任を転嫁しようとしていた。NHKのアナウンサーを経て自民党議員になった和田政宗氏は安倍首相とともに改憲を目指す日本会議のメンバーである。NHKの石原進経営委員長も日本会議の名誉顧問だった。現在、和田氏はNHKは「政治的中立」を貫かなければ改革する、と極右勢力の立場から強いプレッシャーをかけている。「赤狩り時代」のアメリカのジョセフ・マッカーシー議員を思い出させるキャラクターだ。 
 
  参院予算委員会での質疑応答を見た政治学者の中野晃一氏は「与党政治家が官僚に難癖をつけて、デモで市民が『官僚がんばれ』とコールする日本。法の支配を壊しつづけてきた政権と、立憲主義を守れと抵抗してきた市民や野党との最終決戦の様相を呈してきました。」とツイッターに記した。 


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