2018年03月26日10時44分掲載
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日中・広報文化交流最前線
第6回宮本賞の受賞者決まる 学士会館で表彰式と若者シンポジウムを開催
「第6回宮本賞(日中学生懸賞論文)」の受賞者が決まり、このほど表彰式が神田・学士会館で行われた。
「学部生の部」では、最優秀賞に浦道雄大さん(横浜国立大学)の「日中経済とシェアリングエコノミー」が選ばれた。また優秀賞4本、特別賞4本もそれぞれ選ばれた。
「大学院生の部」では、最優秀賞の該当論文はなかったが、優秀賞3本、特別賞4本がそれぞれ選ばれた。中国の大学から応募して受賞した上位4人の中国人学生が訪日招待され、授賞式に参列した。
「宮本賞」は日本日中関係学会(会長:宮本雄二・元中国大使)の主催によるもので、第6回には「学部生の部」で32本、「大学院生の部」で22本、合計54本の応募があった。日本国内だけでなく、中国各地の大学からも多くの応募があった。
論文のレベルも年々向上しており、宮本賞はいまや日中の若者による相互理解を深め、日中のよりよい関係を構築していく上で大きな役割を果たしている。
表彰式に続いて、受賞者による「若者シンポジウム」が行われた。
「新しい日中交流の在り方〜若者が考える〜」の総合テーマのもとで、「ネット社会と従来型経営システム」、「新しいツールを使っての外交分析」、「日中交流拡大への新たな提案」、「相互理解を深めるには」、「歴史・古典から学ぶ」の5つのテーマに分かれて、議論を展開した。
なお、受賞論文集も日本僑報社から出版された。
(日本中国関係学会ウェブサイト) https://www.mmjp.or.jp/nichu-kankei/
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