2018年04月10日23時51分掲載  無料記事
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政治

中野晃一氏「『備忘録』ねえ。打ち合わせや会合の出席者、他部署や外部団体などと共有したものは普通『議事録』って言いませんかね?・・」 ツイッターから

 政治学者の中野晃一教授(上智大学)が改ざんを「書き換え」と誤魔化す行政(およびメディア)の言葉の使い方を痛罵したことは記憶に新しい。そして中野氏は再び、ツイッターで行政の言葉の使い方に疑問を呈した。 
 
中野晃一氏 
 「『備忘録』ねえ。 
 打ち合わせや会合の出席者、他部署や外部団体などと共有したものは普通『議事録』って言いませんかね?できるだけインフォーマルで私的なものに見せないとPMに差し障りがあるから、こうして日本語まで改ざんすることになるんですかね。『備忘録』って普通自分だけのメモでは?」 
 
  ※PM=首相(Prime Minister) 
 
  中野氏がツイートするきっかけとなったのが以下の共同のニュースで、そこで「備忘録」なる文書への言及がある。 
 
■文科省、農水省、内閣府に渡った可能性示唆 
https://this.kiji.is/356430383887484001 
 「愛媛県の中村時広知事は10日の記者会見で、備忘録とした文書が、文部科学省、農林水産省、内閣府にそれぞれ渡った可能性を示唆した。」(共同) 
 
  安倍政権は特定秘密保護法の国会議論の際に、「テロ」の定義をめぐって「かつ」と「または」の基本用法を変質させ、日本の文法を破壊したが、そのような安倍政権の日本語に対する破壊的な姿勢は一貫している。行政による日本語の破壊活動は日本人の精神そのものをも破壊していくだろう。 


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