2018年06月04日21時53分掲載
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核・原子力
【たんぽぽ舎発】国から巨額の借金(税金)をしている東京電力が 他社の原発(日本原電東海第二)を支援する理由が説明できていない 柳田 真
「国から巨額の借金(税金)をしている東京電力が 他社の原発(日本原電東海第二)を支援する理由が説明できていない」。この発言は私の発言ではない。規制当局−原子力規制委員の発言だ。原発の再稼働(推進)にどんどんと「YES」を出し続けて、まるで原発「推進」
委員会だ、(原子力「規制」委員会にほど遠い)とうわさされる国の原子力規制員会(5人の委員)で規制委員から東電社長に出された発言だ。
私たちが毎月1回、東京電力本店前でおこなっている東電合同抗議。その最近の集会で、「日本原電の債務保証をする」と口約束した東電本店に対し、みんなからいわれることばは、「国の借金(税金)が50%以上でやっとなりたっている会社(東電)がひとさま(日本原電)の借金の保証人だなんておかしい!許されない!」だ。参加したみんな(約80人から100人)から「そうだ、その通り」の声があがる。それ以上の説明を必要としないわかりやすい問題なのである。
東京電力が日本原電の1740億円の8割位の借金保証人になることはとうてい許されない。 私たちは、東海第二原発の20年延長(60年運転)反対!で首都圏の広範な人々と共に闘い続ける。市民運動の力で最初に再稼働を止められた原発となることを目指している。
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