2018年08月14日00時23分掲載
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中国
90代の元「慰安婦」姉妹、身分を明かし日本軍の悪行を暴露
侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館は7月22日、同館の職員がこのほど、慰安婦犠牲者を見舞うために湖南省岳陽市に赴いた際、90代の被害者2人が初めて「慰安婦」だった事実を明かし、旧日本軍の暴行について訴えたことを明らかにした。
この2人とは、彭仁寿さん(94)と彭竹英さん(90)で、同じ誕生日に生まれた姉妹という。
彭仁寿さんは、「1939年秋、まだ14歳だった私は日本軍に捕まり、慰安所に連れて行かれ、ありとあらゆる屈辱を受けた。日本兵は、銃剣で私の腹部を10センチほど傷つけた後、遺棄した。偶然にも応急手当を受けることができて命拾いしたが、この傷が原因で子供を産めない身体になった」と当時を振り返った。
彭竹英さんは、日本軍の「慰安婦」制度の被害者だけではなく、細菌戦の被害者でもあった。
〔JCLIFセミマンスリーニュース(『人民網 日本語版』2018年7月後半 抜粋)〕
全文はこちら http://j.people.com.cn/n3/2018/0723/c94475-9483839.html
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