2018年08月15日07時22分掲載
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中国
神奈川県で相模湖ダム・建設殉職者の合同追悼会
神奈川県の相模湖交流センターで7月29日、第二次世界大戦中に建設された相模湖ダムの工事で亡くなった中国人や日本人労働者の合同追悼会が開催された。
神奈川県や相模原市の一部の官僚、在日本中国大使館の参事官、在横浜韓国総領事館の職員、在日中国人、朝鮮人、韓国人団体の代表、地元の小中学生など約200人が相模湖のすぐそばに立つ相模湖交流センターで、ダムの建設工事で亡くなった労働者らを追悼した。
在日本中国大使館の倪健・参事官は挨拶の中で、
「日本の軍国主義により侵略戦争が起き、アジア諸国の国民に多大な損害と苦痛を与えた。1944年4月、旧日本軍は相模湖ダムを建設するために、中国の山東省から労働者約300人を強制連行し、うち28人が亡くなった。その悲惨な歴史を忘れてはならない。歴史を教訓として、未来に向かい、教訓をくみ取って、悲劇が二度と起こらないようにしなければならない。今年は中日平和友好条約締結40周年で、中日両国の関係も正しい軌道に戻っている。両国政府と国民がこの貴重な局面を大切にし、共に両国関係のさらなる発展を推進することを望んでいる」と語った。
〔JCLIFセミマンスリーニュース(『人民網 日本語版』2018年7月後半 抜粋)〕
全文はこちら http://j.people.com.cn/n3/2018/0730/c94473-9486125.html
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