2018年09月05日20時37分掲載
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国際
「アフリカ最後の植民地」西サハラの映像 デモクラシー・ナウ!が取材
日刊ベリタでもジャーナリストの平田伊都子氏がたびたび報じてきた「アフリカの最後の植民地」西サハラをアメリカの報道番組「デモクラシー・ナウ!」が映像取材を行った。
https://www.democracynow.org/2018/8/31/four_days_in_occupied_western_sahara
エイミー・グッドマンら米取材班が入ったのはラユーンで、西サハラはモロッコに40年間占領支配され続けている。ラユーンはモロッコに占領される前はスペイン領西サハラの首都だった。インタビューに応じたジャーナリストの一人は大変なリスクを冒してインタビューに臨んでいるのだが、その言葉が胸を打つ。ほかにも様々な命がけの証言者が登場する。同時に米取材班もモロッコ当局による嫌がらせに遭遇する。
この西サハラでの4日間の取材で、かなり現地の人権侵害の状況がリアルに見ることができる。と同時に、それに抵抗を続ける人々の姿が見える。勇気のある取材で、全編大変貴重な映像である。
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