2019年06月19日00時18分掲載  無料記事
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反戦・平和

武器見本市 開場の幕張メッセで大勢の市民が抗議のアクション

 武器見本市「MAST Asia 2019」、開催初日6月17日の抗議行動が無事終わりました。午前10時からスタートし、午前中いっぱい行なっていた海浜幕張駅前でのスタンディングには約70名の参加者でした。(「安保関連法に反対するママの会@ちば」FBより) 
 
 2年前の「MAST Asia 2017」の抗議スタンディングは3日間で延べ60人でしたから、この抗議の声の高まりがよく表れています。 
そして午後の幕張メッセ前での《大抗議アピール》には230名もの皆さんが参加してくださいました。 
 
 平日、かつ都内でもない場所でのこの人数はスゴイと思います。この日の宣伝にご尽力くださった皆さんに心からお礼を申し上げます。 
 
 1枚目の写真は230名が一斉に寝転んだダイインです。 
 
 武器の売買の先にあるのは戦場・紛争地での「人の死」。 
「死体」の上に広がる空を見ることのできない「死体とさせられてしまった人」。しかし私たちは幕張の海風の中、真っ青な空と白い雲を見上げ、横たわりました。命ある今であることを実感できたダイインの1分間だったのではないでしょうか。 
 
 沈黙に覆われた1分間。 
 私たちの行動を監視していた主催者側にはどう見えたのでしょうか? 
 そこから「死体」のリアルを想起するのが「人としての心あるもの」だと思います。 
 
 2枚目の写真は警備スタッフと「揉めて」いるところです。 
「メッセの敷地内だから横断幕を広げての行為はやめてほしい。公道まで出て行ってほしい」と言われました。 
 
 が、「暴力行為をするものではない。30分ですむものである。ここは千葉県所有の地。千葉県民が使うことに問題はないはず」との私たちの主張と弁護団の後押しもあり、そのまま抗議を行うことができました。 
 
 230人が手を繋いだヒューマンチェーン(人間の鎖)は動画をコメント欄につけますので、ご覧ください。 
 一人ひとりの皆さんの思いの伝わるものです。 
 
 午前中のことです。 
 
 「千葉市議と一緒に会場内を見学しよう」ツアーを企画した私たちは入場申し込みの事前登録も済ませていたにもかかわらず、入場を拒まれました。 
 一旦は出されたパスを直前で取り消されたメンバーもいました。「ビジネス関係者に限るから」とその理由を答えていましたが、全く同じ条件での入場申請で入れたメンバーもいました。 
 
 抗議行動を行う集団の一員であると認識された場合に拒否をされたようです。 
 
 会場内で何が展示され、どのような商行為が行われているのか? 
 
 県や後援を出している防衛省・外務省が言うように、問題のないものであるのならばなおのこと、この抗議が的外れであると私たちに示すために入場を認めるべきです。さらに、千葉市議にまで入場を拒んだことは問題です。 
 
 また、入場できた市議のパスを力づくで奪い取り、破り捨てたという「暴挙」もありました。https://twitter.com/kameitakuma/status/1140473749369544705… 
 
 最終日の19日には県議との視察を予定しています。 
 県民、そして県民の代表である県議の見学を拒むようなことが今度は無いように。 
 
 抗議アクションは会期中の18日・19日も行います。 
 
 海浜幕張駅南口にて午前10時〜14時まで。 
 こちらは拡声器を使わず、プラカードを持って和やかにアピールします。 
 歌ったり、演奏したりも。 
 ご都合の良い方、こちらにもぜひご参加ください。 


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