2019年07月08日09時34分掲載
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農と食
北大研究グループ ネオニコの胎児への移行を初めて確認
北海道大学の池中良徳准教授ら研究グループは7月1日、ネオニコチノイド系農薬が胎児に移行する可能性を示唆した研究結果をPLOS ONEに発表。出生直後の尿からネオニコ系のアセタミプリドの代謝物質を検出したとして、「アセタミプリドの有毒な代謝産物であるDMAPが、胎児に高率で移動する可能性があることを示唆した世界初の報告」だとしている。(有機農業ニュースクリップ)
研究グループは「胎児期および新生児期は神経学的発達にとって極めて重要であり、子宮内へのアセタミプリド代謝産物の移動および蓄積によるアセトアミプリドの安全性に関してさらなる研究が必要」としている。
・PLOS ONE, 2019-7-1
LC-ESI/MS/MS analysis of neonicotinoids in urine of very low birth weight infants at birth
https://journals.plos.org/plosone/article/authors?id=10.1371/journal.pone.0219208
※随時更新
・ネオニコチノイド農薬関連年表
http://organic-newsclip.info/nouyaku/neonico-table.html
・ネオニコチノイド農薬データ
http://organic-newsclip.info/nouyaku/neonico-data.html
・ネオニコチノイド農薬:各国の規制状況
http://organic-newsclip.info/nouyaku/regulation-neonico-table.html
・グリホサート関連年表
http://organic-newsclip.info/nouyaku/glyphosate-table.html
・NBT・新育種技術関連年表
http://organic-newsclip.info/NBT/NBT-table.html
・プラスチック汚染関連
http://organic-newsclip.info/plastic/plastic-table.html
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