2019年07月15日22時33分掲載
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政治
れいわ新選組・山本太郎氏がなぜ創価学会員を候補者に選んだか
4月に新党「れいわ新選組」を立ち上げ、山本氏も含め異色の候補者10人を参院選に投入した山本太郎氏。中でも沖縄で基地反対運動に取り組んできた創価学会員の野原ヨシマサ氏を、東京選挙区から立候補させ、基地建設を進める自民党に追随してきた公明党の山口那津男代表と競わせたことで日本中をあっと言わせた。今まで恐らく誰も思いつかなかった妙手である。
今日、中野駅前で行われた演説会で、野原ヨシマサ氏は、山本太郎氏のアイデアが生まれた背景について話した。山本氏から聞いた話だと言うのだが、2017年秋の衆院選などの度に野党候補の応援で山本氏が全国各地を遊説して回った時、あちこちで創価学会婦人部の信者から今の公明党はおかしい、何とかしてほしいと相談を受けたのだと言う。そこで今回、公明党と闘える人物として野原氏に白羽の矢を立てた、というのだ。確かに妙手ではあるが、その裏話を聞くと、地道な運動から演繹的に生み出されたアイデアだったことがわかる。
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