2019年08月01日23時12分掲載
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中国
中国はいつ高所得国になれるのか?
上半期の中国経済データが発表された。中国国家統計局は7月15日に行われた国務院新聞弁公室の記者会見で中国経済の半期報告を発表し、ホットな話題についてコメントを述べた。
同局のデータによると、2018年の中国の一人当たり平均国民総所得(GNI)は9732ドル(1ドルは約108.0円)に達し、中所得国の平均水準を上回った。
このデータが発表されると、中国がいつ高所得国の仲間入りを果たすかについて、多くの人が議論するようになった。
同局の毛盛勇報道官はこれについて同日にコメントし、「GNIには企業、政府、国内に居住する個人の所得が含まれるほか、海外からの要素所得もある。よく言われる可処分所得とは異なる概念であり、GNIが可処分所得よりも多くなることははっきりしている」と述べた。
毛報道官によると、「現在、中国の経済規模は世界2位だが、個人の平均レベルはまだ低い」という。
〔JCLIFセミマンスリーニュース(『人民網 日本語版』2019年7月後半 抜粋)〕
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