2019年08月04日19時58分掲載
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文化
ロバート・キャンベル氏「審査を通り予算執行の決裁が下りた公共空間で公開中の作品を首長が撤去せよと迫るのは別次元の話で「検閲」に他ならず望ましくない」
アメリカ人で日本文学研究者のロバート・キャンベル氏はあいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」の中止についてツイッターでこう述べています。
ロバート・キャンベル 「行政機関が内容を不適切と判断し美術展への公的資金投下を拒否することは理解できる。米最高裁判決もあり世界的に問題は無い。しかし審査を通り予算執行の決裁が下りた公共空間で公開中の作品を首長が撤去せよと迫るのは別次元の話で「検閲」に他ならず望ましくないと私は思う」
キャンベル氏はアメリカの事例で参照できるとして、以下のリンクを紹介しています。議論を呼ぶ芸術作品と公的な予算措置についてです。
https://www.freedomforuminstitute.org/first-amendment-center/topics/freedom-of-speech-2/arts-first-amendment-overview/public-funding-of-controversial-art/
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