2019年08月07日23時38分掲載
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社会
「表現の不自由展・その後」 脅迫FAXの犯人逮捕 警備強化のもと展示の再開を
愛知で行われていたあいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」にガソリン缶を持参するとの脅迫があり、その結果、主催者の説明によると、脅迫が展示を中止に至らせる原因となった。今日、犯人が愛知県警に逮捕されたと言う。50代の男性会社員と朝日新聞は報じた。
主催者である愛知県知事と津田大介芸術監督は脅迫が唯一の中止の理由だったと語っていたことから、その脅迫男が逮捕されたことで、理由がなくなったことになる。展示物自体は撤去せず、その場に置かれている。それでもこれからも展示中止を続けるのだろうか?警察による警備を強化したうえで、今からでも展示再開に向けて動けないのだろうか。もし再開できないなら、名古屋市長や大阪府知事、官房長官らの政治的な圧力が中止の真の原因だったと考えられることになるだろう。そうなれば、この件は検閲事件として今後、最高裁で争われてもおかしくない。
https://www.asahi.com/articles/ASM8777BYM87OIPE028.html
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