2019年08月12日20時13分掲載
無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201908122013331
政治
「表現の不自由展・その後」の再開を求める署名の呼びかけ 醍醐聡(だいごさとし):東京大学名誉教授
皆さま
「表現の不自由展・その後」の再開を求める署名の呼びかけ人の1人の醍醐です。
◆8月15日に第一次署名(13日締め切り)を提出、その後、県庁で記者会見を行います◆
13時〜
愛知県の担当課(文化芸術課)と面会、署名簿・メッセージ提出
その後、名古屋市役所訪問
14時30分〜 記者会見(愛知県庁記者クラブ)
出席者:池住義憲、岩月浩二、醍醐聰
◆短期集中の署名の周知にご協力をお願いします◆
皆さま、あるいは皆さまのお知り合いで、ツイッター、フェースブックをされている方に、至急、
署名用紙 → http://bit.ly/2Ynhc9H
ネット署名(入力フォーマット)→ http://bit.ly/2YGYeu9
の拡散(依頼)をお願いします。メールでの拡散もお願いします。
今回の事件を、検閲国家づくりの「失敗体験」にするには、展示の再開をを実現することが決め手だと思います。それは結果として、安倍・韓国ヘイト政権を追い詰める大きな意義も持つのではないでしょうか。そのためにも、展示再開を求める短期集中の署名の数が決定的に重要です。もう署名を済まされた皆さまも、引き続き、ご協力をお願いします。
次の事実も知らせたいと思います。
◆少女の像の制作者はベトナムピエタの制作者でもある◆
―−自国の被害の歴史にも、加害の歴史にも向き合う韓国
吉村大阪府知事は「少女像は反日ヘイト」と発言しましたが、少女像の制作者(2人)は、ベトナム戦争に参戦した韓国軍によって虐殺されたベトナム人(性暴力犠牲者も含む)を慰霊する「ベトナムピエタ」の制作者でもあります。
「少女像は何を待つのか 彫刻家が込めた多様な意味」
(『東京新聞』2019年8月7日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/culture_news/CK2019080702100040.html
「韓国軍が虐殺した民間人慰霊のため、少女像作家が『ベトナムピエタ』建立を構想」
(『ハンギョレ』日本語版、2016年1月16日)
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/23077.html
「韓国政府は日本軍『慰安婦』被害者問題に関して、日本政府に正確に謝罪を要求し、受け取らなければならない。 また、ベトナム戦争における民間人虐殺に対しても正確に謝罪しなければならない。 現在韓国政府は二つともできずにいる。」
「キム・ソギョン氏は日本軍「慰安婦」被害者たちが提案して設立された「蝶基金」事業の一環で昨年ベトナムを訪問し、韓国軍による強姦など女性への性暴力事例を共同調査した。 韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)と韓国・ベトナム平和財団建設推進委は被害者ハルモニ(お婆さん)の基金などでベトナム民間人虐殺問題を調査・研究している。」
醍醐聡(だいごさとし):東京大学名誉教授
ちきゅう座から転載
Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。