2019年08月15日15時33分掲載  無料記事
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社会

「表現の不自由展」への悪質な脅迫メール770通 愛知県警は被害届けを受理 

  毎日新聞によると、あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」への悪質な脅迫メールは770通に上るとされ、愛知県は14日、愛知県警東署に被害届を提出し、受理された。同紙によると、770通は「県庁等にサリンとガソリンをまき散らす」などと書かれていた。「県内の小中学校、高校、保育園、幼稚園にガソリンを散布し着火する」「県庁職員らを射殺する」などと書かれていたものもあった。 
 
https://mainichi.jp/articles/20190814/k00/00m/040/280000c.amp?__twitter_impression=true 
 
 ここまでくると明らかに脅迫でありテロ予告とみなせる。権力の行使は慎重であるべきだが、控訴た悪質な事例には県警は早急に対応すべきだろう。 
 
  その上で主催者側は展示反対者を集めて、作者たちを呼んで表現の自由についてパブリックな空間で討議したらどうか。「表現の不自由展・その後」が再開されないなら展示を取りやめる、と連帯を示す作者たちもスカイプなどで参加してもらえばいい。夏休みの夕べにみんなで考える場を作ってみてはどうか。 


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