2019年08月24日14時52分掲載
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政治
志位和夫委員長「『ポツダム宣言』には、日本による朝鮮支配を『朝鮮の人民の奴隷状態』と批判し、『朝鮮を自由かつ独立』のものとすると宣言した『カイロ宣言』の『履行』が明記されている」
今起きている日本政府と韓国政府の確執について、日本共産党の志位和夫委員長は明確な言葉を発してきました。日本政府による植民地支配の反省がないところに、日韓の国交の発展は不可能、という認識です。
志位和夫委員長
「「ポツダム宣言」には、日本による朝鮮支配を「朝鮮の人民の奴隷状態」と批判し、「朝鮮を自由かつ独立」のものとすると宣言した「カイロ宣言」の「履行」が明記されている。これを受け入れて日本の戦後は始まった。安倍首相よ、答えてほしい。あなたは「ポツダム宣言」のこの内容を否定するつもりか?」
「今日の日韓関係悪化の根源は、安倍首相が、「村山談話」(95年)や「小渕・金大中共同宣言」(98年)の到達点すら無視して、「植民地支配への反省」を投げ棄てる態度を取っていることにある。この根本を正し、「慰安婦」「徴用工」など植民地犯罪を正す立場に立ってこそ、問題解決の道が開かれる。」
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