2019年09月11日14時33分掲載
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農と食
放射線照射:中国産乾燥しょうがから見つかる 厚労省廃棄、積み戻しを指示
厚労省は8月16日、放射線照射の中国産乾燥しょうがが見つかったと公表した。モニタリング検査で見つかったもので、廃棄、積み戻し等を指示したとしている。輸入時の検査で放射線照射の食品が見つかったのは2016年以来となる。(有機農業ニュースクリップ)
・厚労省
輸入時における輸入食品違反事例
https://www.mhlw.go.jp/content/000531075.xls [Excel]
日本では現在、食品への放射線照射はジャガイモの発芽抑制だけが認められている。1975年から北海道・士幌農協がコバルト60による照射照射を始め、現在では年間数千トン出荷しているというが、その詳細ははっきりしていない。照射食品反対連絡会が北海道に対して求めた照射ジャガイモの生産・出荷状況についての情報公開請求は、道が情報非開示処分したという。
・照射食品連絡会, 2019-4
照射食品反対連絡会ニュース No.9
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxub3Nob3VzaGF8Z3g6NjhkODZmZTAxMTQyNGU5NA
厚労省は2012年の牛のレバーの生食による食中毒を受けて研究班を設置したが、翌年に検討結果を公表して以降、放射線照射の範囲拡大についての進展は表立っていない。
・厚労省
食品への放射線照射について
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/housya/index.html
(参考)
・輸入食品:放射線照射(2011年〜)
http://organic-newsclip.info/log/irradiation/irradiation_food.html
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