2019年09月26日02時08分掲載  無料記事
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国際

ポール・メイソンが説く資本主義以後の世界

  「ポスト・キャピタリズム〜資本主義以後の世界〜」を書いて話題を呼んでいる英国のジャーナリスト、ポール・メイソンが、同名のタイトルで講演したものが以下の映像。 
https://www.youtube.com/watch?v=cQyr9l22fLE&t=39s 
  資本主義は限界に達し、情報技術の変化が資本主義の終焉を生み出すと言う。その主張自体は先日死亡した世界システム論のエマニュエル・ウォーラースタインも述べていた。資本主義は今世紀中に終焉を迎え、次の時代に移行するという。 
 
  ではメイソンの考えはウォーラースタインとどう違っているのだろうか。共通の点は金を儲けるために投資する、という史的資本主義が限界に達する、ということである。資本主義は金を儲けるためのシステムであり、その追求は多くの人々を苦しめ、環境を破壊し、やがてはその格差が限界まで達し、自ら崩壊至ると言うのだ。それが「ポスト資本主義時代」の開幕だとする。では、その次に訪れる社会とは?ウォーラースタインはその次に何が来るかは、わからないと率直に述べていた。 


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