2019年10月13日14時21分掲載  無料記事
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農と食

フィジー イミダクロプリド禁止へ 代替はクロルピリホスというが…

 フィジーの地元紙によると、フィジー農業省のレディ大臣はこのほど、2020年1月より除草剤のパラコートとネオニコ系イミダクロプリドが禁止されると発表したという。禁止の理由として、イミダクロプリドは養蜂に影響することから、パラコートは毒性が強く自殺にも使われることからだとしている。(有機農業ニュースクリップ) 
 
 代替品としてパラコートにはグリホサートやグルホシネートを、イミダクロプリドにはクロルピリホス(有機リン系)などを推奨しているという。 
 ・Sun Fiji, 2019-10-11 
  Paraquat, Imidacloprid Pesticide To Be Banned From January, 2020 
  https://fijisun.com.fj/2019/10/11/paraquat-imidacloprid-pesticide-to-be-banned-from-january-2020/ 
 
 しかし、代替推奨のグリホサートやクロルピリホスはそれ自体に問題があるとして各国で禁止を含む規制強化が進んでいる。タイでは先ごろ、この12月にグリホサートとパラコート、クロルピリホスを禁止することで政府作業部会が合意し最終決定を待つ状態となったばかりだ。 
 
【関連記事】 
 ・タイ グリホサートなど3農薬を年内に禁止へ 
  http://organic-newsclip.info/log/2019/19101011-1.html 


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