2019年12月18日15時01分掲載
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検証・メディア
毎日新聞が再び安倍首相の懇談会を欠席 買って応援
毎日新聞統合デジタル取材センター長の齊藤信宏氏がツイッターで再度、安倍首相の記者を対象とした会合に毎日新聞は欠席した、と伝えています。
齊藤信宏氏「またしても #安倍晋三首相 が懇談実施。今度は若手の多い #総理番記者 が対象だったそうです。毎日新聞は欠席しました。」
安倍首相の飯友会とも揶揄される首相の記者懇談会は多くの批判を浴びながらも、それを無視する形で、今まで大手メディアは出席を続けてきました。そこから毎日新聞はいち早く去る決断をしたのです。権力を監視する新聞が権力の頂点にある首相と一緒に飯を食ったり、なごやかに過ごしたり、というのはジャーナリズムの緊張感を欠き、その場の空気でやすやすと懐柔されうるという意味で読者への裏切りに外なりません。答えたいことが首相にあるなら、まずは国会で答えるべきなのです。
筆者も30年間とり続けてきた朝日新聞の購読を今年いっぱいでやめ、年明けから毎日新聞を取ることになり、その手続きをしたばかりです。勇気を奮い、市民の期待に応えようと行動している毎日新聞をささやかでも支えたいからです。今月は駅のキオスクで買うつもりです。
村上良太
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