2019年12月18日20時51分掲載  無料記事
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中東

アムネスティ イラン大統領来日前に要請文、「拘束者は無条件で釈放を」

大規模な抗議行動が続くイランから明日、ローハニ大統領が来日します。それを前に今日18日17時に人権団体アムネスティ日本は拘束者全員の釈放などを日本政府からイラン政府へ要望するよう申し入れました。(大野和興) 
 
イランで大規模な抗議活動があり、治安部隊が過剰な実力行使に出て、300人以上が命を落としました。逮捕者の数は1000人以上に上ります。 
 
明日、イランのローハニ大統領が来日します。 
 
それに先立ち、本日17時、アムネスティ日本は、日本政府からイラン当局に対し、下記の3点を要請するよう外務省中東アフリカ局に申し入れをしました。 
 
1.恣意的に拘束されているすべての人たちを、直ちに無条件で釈放すること 
 
2.拘束されている人たちが虐待や拷問を受けることなく、家族及び私選弁護士との面会が確保されるよう保障すること 
 
3.国連の任務保持者(mandate holders)が事実調査を実施できるよう、収容施設や刑務所、そして被害者遺族へのアクセスを直ちに可能にすること 
 
 
要請書の全文は、こちらから読めます。 
https://www.amnesty.or.jp/news/2019/1218_8503.html 


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