2019年12月20日16時23分掲載
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安倍政権を検証する
性暴力被害訴訟で賠償命令 元TBS記者の山口敬之氏が会見(2019年12月19日) THE PAGE
性暴力被害訴訟で賠償命令 元TBS記者の山口敬之氏が会見(2019年12月19日)
https://www.youtube.com/watch?v=B93Ps8IhMfQ
THE PAGE
山口氏と弁護士の主張を聞くことができます。一方で外国人記者やその他、日本のジャーナリストらの質疑応答を聞くことができます。
山口氏は週刊新潮にうっかり送ったメールの宛先である「北村」氏はもし内閣情報官の北村(滋)氏ではないならいったい誰かと聞かれて、すでに亡くなった弁護士だった父親の知り合いだと言いました。迷惑がかかるのでそれ以上、申し上げられないと語りました。
山口氏が酔った伊藤さんに性行為を行った時、何を考えていました?という質問も出ました。仕事が欲しい状況の伊藤さんに対してセックスをすることで、そこにパワハラの可能性を考えたことはなかったですか?という質問。
それに対して、山口氏は伊藤氏をタクシーで自分のホテルに連れ帰ったのは今になって思えばよくなかった、と答えました。彼女を部屋に連れて行ったら部屋でまず嘔吐をしました。そのあとトイレに駆け込んでそこでも吐きました。で、嘔吐したものが彼女のブラウスを汚したので、私が洗濯して干しました。2時間後、伊藤さんはトイレに立ちました。戻ってきてミニバーのペットボトルを自分で出して自分で栓を開けて飲みました。その段階では伊藤さんは普通に歩いていて普通に話していて酔った状態ではありませんでした。ですから(NYT)のリッチ素子さんの質問自体が間違いで、セックスした時、伊藤さんは酔っていたわけではなかった、と答えました。
それと「パワーダイナミックス」(パワハラ)について。私がNY支局長であるからセックスをさせろ、などと言ったことはありません。裁判資料をぜひ読んでください。答えを言えば、私が自分の立場を利用して性行為に及んだということは全くない、と。山口氏はニューヨークタイムズの記事に不満があると語りました。
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