2020年02月23日14時34分掲載  無料記事
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遺伝子組み換え/ゲノム編集

光合成酵素増強GMイネで増収を確認 東北大学など発表  東北大学などの研究グループ

 東北大学などの研究グループは2月18日、光合成の炭酸固定酵素ルビスコを1.3倍に増強した遺伝子組み換えイネが最大28%の増収効果を確認したと専門誌(Nature Food)に発表した。研究グループは、「自然環境下のほ場において、遺伝子組換え技術を用いて作出された穀物の光合成機能の改善が、収量増加に結び付くことを実証した世界で初めての報告」であるとし、このイネがGMであるため、すぐに農業現場に応用することはできないが、光合成の増強が新しいイネの新品種の開発に応用できることを示したと評価している。(有機農業ニュースクリップ) 
 
 
 ・Nature Food, 2020-2-18 
  Transgenic rice overproducing Rubisco exhibits increased yields with improved nitrogen-use efficiency in an experimental paddy field 
  https://www.nature.com/articles/s43016-020-0033-x 
 
 ・プレスリリース 
  東北大学, 2020-2-19 
  イネの光合成機能を増強し、最大3割の増収 
  http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2020/02/press20200219-01-rice.html 
 
 ・農業協同組合新聞, 2020-2-21 
  イネの光合成機能増強で最大3割の増収 東北大学など共同研究で確認 
  https://www.jacom.or.jp/saibai/news/2020/02/200221-40465.php 
 
 このGMイネは2016年2月、文科省の研究開発段階のGMOとして試験栽培が承認され、宮城県大崎市鳴子温泉にある東北大学の研究施設の隔離圃場で試験栽培されていた。このGMイネは抗生物質耐性遺伝子が組み込まれている。東北大学の発表では、試験栽培が行われた隔離圃場の空撮写真が掲載されている。 
 
 ・文科省, 2016-2-1 
  研究開発段階の遺伝子組換え生物等の第一種使用規程承認に係る学識経験者からの意見聴取会合 
  第一種使用規程承認申請書及び生物多様性影響評価書Rubisco 過剰生産イネ (RBCS2-sense, Oryza sativa L.) (Sr26-8) 
  https://www.lifescience.mext.go.jp/files/pdf/n1658_02.pdf 
 
 東北大学などの研究グループは2月18日、光合成の炭酸固定酵素ルビスコを1.3倍に増強した遺伝子組み換えイネが最大28%の増収効果を確認したと専門誌(Nature Food)に発表した。研究グループは、「自然環境下のほ場において、遺伝子組換え技術を用いて作出された穀物の光合成機能の改善が、収量増加に結び付くことを実証した世界で初めての報告」であるとし、このイネがGMであるため、すぐに農業現場に応用することはできないが、光合成の増強が新しいイネの新品種の開発に応用できることを示したと評価している。 
 
 ・Nature Food, 2020-2-18 
  Transgenic rice overproducing Rubisco exhibits increased yields with improved nitrogen-use efficiency in an experimental paddy field 
  https://www.nature.com/articles/s43016-020-0033-x 
 
 ・プレスリリース 
  東北大学, 2020-2-19 
  イネの光合成機能を増強し、最大3割の増収 
  http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2020/02/press20200219-01-rice.html 
 
 ・農業協同組合新聞, 2020-2-21 
  イネの光合成機能増強で最大3割の増収 東北大学など共同研究で確認 
  https://www.jacom.or.jp/saibai/news/2020/02/200221-40465.php 
 
 このGMイネは2016年2月、文科省の研究開発段階のGMOとして試験栽培が承認され、宮城県大崎市鳴子温泉にある東北大学の研究施設の隔離圃場で試験栽培されていた。このGMイネは抗生物質耐性遺伝子が組み込まれている。東北大学の発表では、試験栽培が行われた隔離圃場の空撮写真が掲載されている。 
 
 ・文科省, 2016-2-1 
  研究開発段階の遺伝子組換え生物等の第一種使用規程承認に係る学識経験者からの意見聴取会合 
  第一種使用規程承認申請書及び生物多様性影響評価書Rubisco 過剰生産イネ (RBCS2-sense, Oryza sativa L.) (Sr26-8) 
  https://www.lifescience.mext.go.jp/files/pdf/n1658_02.pdf 


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