2020年03月26日08時11分掲載
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政治
福島みずほ議員「都知事が五輪の延期が決定された途端に週末の外出自粛要請を発表。態度が豹変。・・」
新型コロナウイルスへの対処で、他の先進諸国や周辺諸国と対応がずいぶん異なっていた日本政府、東京都、そして日本の主要メディア。その違いの1つの要素が東京五輪を控えて、日本政府や東京都がなんとか予定通り実現したいと考えていたことだ。ところがとうとう延期を余儀なくされた。すると、東京都が突然、といった印象で都知事の発言が報じられた。次の社民党の福島みずほ党首のツイッターでの書き込みが象徴的だ。
福島みずほ参院議員「都知事が五輪の延期が決定された途端に週末の外出自粛要請を発表。態度が豹変。五輪の延期が決まらなかったら感染の実態や見通しは隠され続けていたのではないか。命を一番に考えているのではないのではないか。」
多くの人が同様のことをつづっているようだ。主要メディアも東京五輪に自らビジネス的に参画していたため、メディアも政財界と結束した大本営発表だ、という怒りの声が各地でこだましている。その根底にあるものは国民の命を最優先していない、という絶望だろう。国民の命や財産、権利を重視しない政府は国家の崩壊を招きかねない。
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