2020年04月01日16時59分掲載
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政治
「誠意と理性をもって人命を救おう」 コロナ危機へのメルケル独首相の国民へのスピーチ全文
新型コロナウイルスが猛威を振るうドイツで、アンゲラ・メルケル首相は3月18日、テレビで国民へのスピーチを行った。首相は現在の危機を第二次世界大戦以来最大の挑戦ととらえ、コロナの危険性、なぜ政府がこのような措置を採っているのか、個々の国民が何をすべきかを分かりやすく語りかけた。危機を乗り切るために民主主義の当然の権利に制約を加えざるを得ないことへの理解をもとめ、「かつてこのような経験がなくとも、私たちは誠意と理性を持って行動し、そうすることによって、人命を救えることを示さなければなりません。例外なしに、私たち一人一人、つまり全員の責任です」と訴えた。
ドイツの新型コロナウイルスの感染状況は、3月31日午後10時現在で感染者6万7051人、死者682人に上っている(米ジョンズ・ホプキンス大の集計)。この数字は、米国、イタリア、スペイン、中国に次ぐ世界5位の高さである。
メルケル首相は14年間の在任中、毎年大晦日に国民へのスピーチを行っているが、それ以外には例がないという。今回のスピーチは12分にわたった。
以下のスピーチの全文は、「東京外語会メールマガジン 第183号」(2020/4/1)からの転載
https://r.binb.jp/epm/e1_138892_24032020095929/
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