2020年04月06日14時54分掲載
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政治
志位和夫委員長「現金給付は、すべての国民を対象に1人10万円の給付金を緊急に支給することを求める」
新型コロナウイルスによってコンサートや上演活動の中止、あるいはレストランの休業や営業時間の短縮、さらには業務の取りやめなど、経済活動に支障が引き起こされています。政府は国民に様々な活動の自粛などを要請していますが、これに対する補償に関して一世帯当たり10万円とか、20万円とか、30万年とか、様々な数字が次々と出ましたが、同時に補償を受けられる対象者が全員ではない、という報道もあり、多くの人が困惑しています。そんな中、日本共産党の志位和夫衆院議員はツイッターで次のように述べました。
志位和夫衆院議員「現金給付は、すべての国民を対象に1人10万円の給付金を緊急に支給することを求める。条件をつけることによる事務手続きの煩雑化を避け、一刻も早く届けることを最優先すべきである。一回きりの現金給付で終わらせず、コロナ問題が収束するまで所得補償を継続的に行う仕組みをつくることを求める。」
生活が困窮化している人は多く、そこで様々な審査を受けて、補償の対象から外される人が出たら、むしろ、国民の分断を強めてしまう結果にもなりかねません。ぐずぐずしていると、それ以前に生活が破綻してしまいかねません。多くの人が窮乏化して、国民の貯蓄率がゼロに近づいている時代です。志位委員長は1世帯当たりではなく、1人当たり、としています。
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