2020年04月17日12時16分掲載
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経済
価格戦略の第一人者ハーマン・サイモン氏
価格戦略の第一人者と見られているのがドイツ人のエコノミストのハーマン・サイモン(Hermann Simon)氏だ。日本でも「価格の掟」や「隠れたチャンピオン」(※)というタイトルで翻訳書が出ている。1990年代に入って、日本では激安商戦に突入し、安さが訴求力の時代が30年間続いてきた。そこで価格に関する消費者の側の認知の歪みも起きているが、企業の側にも同じことは言える。ハーマン・サイモン氏は価格戦略の必要性を説いている。
第一部
https://www.youtube.com/watch?v=Lf5djnOoOVo
第二部
https://www.youtube.com/watch?v=aNnQcQ2P3SY
この講演ではトヨタレクサスの米国での価格戦略を成功例として伝えている。またアップルとサムスンの価格戦略の違いについても説明している。
以下はサイモン氏が共同で設立した価格戦略を売りにしたコンサルタント会社Simon-Kucher & Partners Strategy & Marketing Consultantsの講演会のビデオ。
https://www.youtube.com/watch?v=v7WDcjMup_o
※隠れたチャンピオン
「ドイツのハーマン・サイモン によって提唱された経営学上の用語。比較的規模は小さく、一般的な知名度は低いが、ある分野において、非常に優れた実績・きわめて高い市場シェアを持つ会社のことを指す」(ウィキペディア)
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