2020年05月20日09時07分掲載
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政治
福島みずほ議員 「憲法改正のための国民投票法を改正をして、いつでも憲法改正の発議をしようとしています。止めよう!」
検察庁法改正案に続き、自民党と公明党は今国会で、極めて重大な法改正に手をつけようとしています。憲法改正がすぐにできるようにするための準備です。社会民主党の福島みずほ議員はツイッターで危惧を表明しています。
福島みずほ議員
「憲法改正のための国民投票法を改正をして、いつでも憲法改正の発議をしようとしています。止めよう!」
検察庁法改正案には大きな反対が集まりましたが、憲法も自民党によって改正されれば緊急事態条項により、三権分立が崩壊する危険が最大化します。ヒトラーのナチスドイツが民主国家だったドイツのワイマール憲法を失効させたのがこの緊急事態条項でした。
※国民投票法改正案とは?反対の声がネットで拡散、問題点は?(ハフィントンポスト)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ec48cc3c5b6956f4169ecee
ここで詳しく解説されています。「問題となっているのは、現行の国民投票法の、投票日前の「国民投票運動」に関する規定だ。」
※ナチスの「手口」と緊急事態条項
https://www.u-tokyo.ac.jp/biblioplaza/ja/D_00146.html
「第四章では、日本の緊急事態条項はドイツよりなぜ危険なのか。「高度に政治的な問題については、裁判所は司法審査権限を行使しない」という「統治行為論」がいまだに支配的な日本司法の問題点を検討した。この法理を退治しないで緊急事態条項を日本国憲法に加えるのは、危険極まりないということである。」
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