2020年06月19日02時08分掲載  無料記事
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コラム

安倍首相は辞任後は北方領土で暮らしたらどうか?

  安倍首相の側近が逮捕されるにおよび、とうとう首相交代の噂も出てきた。安倍首相は辞任した後はどう過ごすおつもりだろうか。国民の一人としては、北方領土へ行って余生を過ごされたらどうかと思う。国後でも択捉でもいい。安倍首相は去年9月、プーチン大統領を前にして、「ゴールまでウラジーミル、2人の力で駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか」と呼びかけた。これは北方領土の日本返還のために安倍首相がすべてを賭ける、と言っている言葉としか読めない。 
 
  プーチン大統領がいつまで大統領でいるかは不明だが、議員バッジをはずして、寒い北の島に渡って、平和な日ロの友好親善に尽くすことが安倍首相にはふさわしいのではないか。これまでのような、至れり尽くせりの中で言動を行うのではなく、ロシア人の漁師と漁に出たり、斧で木を切ったり、畑を耕したりすればよい気晴らしになる。休みの日には島の住人とウォッカを飲んだり、踊ったりするのもいいだろう。土地で10年くらい暮らしてみると、なぜ交渉に失敗したか、ヒントがつかめるかもしれない。今まで大言壮語してできなかったこと、失敗したことはたくさんあったはずだ。しかし、それはもう忘れて、夢だった北方領土の返還のために日本国民の一人として、最後まで尽くして、骨を埋めるつもりで北の島で暮らしてほしいと思う。皮肉で書いているのではない。 
 
 
南田望洋 


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