2020年07月19日14時49分掲載
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農と食
米国のミツバチ喪失は高止まり 昨年度は44%を失う
米国のミツバチ情報パートナーシップ(BIP)は6月22日、昨年4月からの1年間で米国のミツバチの巣の44%が失われたと発表した。これは2012年4月からの1年間の46%に次ぐ過去2番目に高いという。BIPによれば、米国では毎年のように40%前後の巣が失われ、2012年度以降、40%以下となったのは2回しかないという。(有機農業ニュースクリップ)
こうした状況に対してFriends of Earthは、「環境保護庁は、ネオニコチノイドがハチの大量死と関係している明確な科学を無視し続け、農薬会社が数十億ドルを稼ぎながら、ミツバチのような花粉媒介生物(ポリネーター)を殺し続ける自由を与えていることは非難すべきである」とするコメントを発表した。
・Bee Informed Partnership, 2020-6-22
Preliminary Results of the 2019-2020 National Honey Bee Colony Loss Survey
https://beeinformed.org/2020/06/22/preliminary-results-of-the-2019-2020-national-honey-bee-colony-loss-survey/
・Bee Informed Partnership
THE 2019 - 2020 HONEY BEE COLONY LOSS SURVEY PRELIMINARY RESULTS ARE RELEASED!
https://beeinformed.org/citizen-science/loss-and-management-survey/
・Friends of the Earth, 2020-6-24
U.S. Beekeepers lost the second-most hives in history
https://foe.org/news/u-s-beekeepers-lost-the-second-most-hives-in-history/
・ミツバチ関連記事
http://organic-newsclip.info/cat/index_pest_bee.html
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