2020年08月05日14時19分掲載  無料記事
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農と食

ラウンドアップ損賠裁判 控訴審も原告勝訴 損賠額は減額

 米国連邦控訴裁判所は7月20日、ラウンドアップ損害賠償請求裁判で2018年に一審で勝訴したジョンソンさんの主張を認め、バイエル(モンサント)の控訴を棄却する判決を下した。損害賠償の金額は懲罰的損害賠償を含む2050万ドルに減額された。(有機農業ニュースクリップ) 
 
 
 裁判所は、グリホサートががんと関係しているという科学的知見が「少数派の見解」だというモンサントの主張は支持されないと述べたという。裁判所はまた、被害を受けたジョンソンさんの人生の残りの期間、大きな痛みと苦しみに苦しみ続けるだろうと指摘しているという。 
 
 バイエルは先ごろ、12万件余りのラウンドアップ損害賠償請求訴訟の原告の75%と保活的な和解で合意しているが、今回控訴審判決の出たジョンソンさんの裁判など、一審で原告勝訴の3件は除かれている。 
 
 ・U.S. Right to Know, 2020-7-20 
  Appeals court upholds groundskeeper’s Roundup cancer trial win over Monsanto 
  https://usrtk.org/monsanto-roundup-trial-tracker/appeals-court-upholds-groundskeepers-roundup-cancer-trial-win-over-monsanto/ 
 
【関連記事】 
 ・ラウンドアップでがんに モンサントへ3億ドルの賠償命令 
  http://organic-newsclip.info/log/2018/18080959-1.html 
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  http://organic-newsclip.info/log/2018/18100972-1.html 
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  http://organic-newsclip.info/log/2019/19050979-1.html 
 ・バイエル ラウンドアップ裁判で和解合意 
  http://organic-newsclip.info/log/2020/20061043-2.html 


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