2021年02月05日20時54分掲載
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農と食
エジプト 2030年までに農薬使用量半減へ
エジプト・インディペンデント紙(電子版)によると、エジプト政府は2030年までに農薬使用の半減を計画しているという。キューシール農業・土地再生相は1月30日、化学農薬の消費量を減らして生物農薬に置き換える計画が策定されたと発表した。(有機農業ニュースクリップ)
この計画は、食品の安全性を確保することで公衆衛生と環境を守ることが目的だという。農業相はまた、エジプト国内で圃場条件の実験が行われるまでは農薬登録はせず、農薬が環境・健康基準を遵守していることを確認するとしているという。同時に農薬の密輸対策にも力を入れるという。
農薬使用量の削減に関しては、欧州連合(EU)が昨年5月、化学農薬の使用量50%削減とより危険な農薬使用量の50%削減を掲げた「農場から食卓戦略」を発表している。
・Egypt Independent, 2021-1-30
Egypt plans to drop 50% of pesticide use by 2030
https://www.egyptindependent.com/egypt-plans-to-drop-50-of-pesticide-use-by-2030/
【関連記事】
・欧州委員会 2030年までの生物多様性・農業戦略を策定 有機農業を25%に
http://organic-newsclip.info/log/2020/20051040-1.html
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