2021年03月15日10時12分掲載  無料記事
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核・原子力

福島原発事故後10年の節目に 放射線の危険性の再確認を 落合栄一郎

 東日本大震災から10年目にあたり、様々な報道やら催しが行なわれていて、あのことを忘れないように、そして、地震その他の天災に見舞われることの多い日本、それにそなえるにはどうしたらよいか、など参考になる報道が多く見られます。そうしたなかで、福島原発事故についても触れられることはあるのですが、放射線被ばくの深刻さについては深く突っ込んだ報道はあまり見かけません。そこで、筆者が、最近そうした放射線被ばくの危険性について行なった講演,動画などを下記に紹介しますので、どうかご覧になって、放射線の危険性について再確認し、人びとにも伝えて下さい。 
 
 放射線の影響というものは、目に見えませんし、空間線量だけでは、危険がどの程度あるのか、わからないということもあり、どうしても意識から外れてしまいがちです。それは、そうした被ばくと思われる現象を政府・企業側はなるべく明らかにしたくないという思惑があり、また、報道関係はそれに忖度、または好意的に考えると放射線との因果関係の不明確なことは報道を控えようとする、などの理由で、あまり報道されないので、人びとの意識にはのぼらない。結局、政府の思い通りに、福島原発事故問題が人びとの意識から遠退きつつあるようです。特に昨年からの「新コロナ禍」が報道の中心になってしまって、放射線被ばく問題は、さらに忘れられようとしています。 
 
(1)「核は人類と共存できない:核兵器禁止条約発効と福島原発事故10年の節目に」 
3月7日に行なった講演の動画;最初の数分は無視してください 
https://www.youtube.com/watch?v=jfSbSoMqHFg&t=4718s 
(2)「放射線:ほんとに危険なの、どうして?」:マンガ的な説明 
http://vsa9.blogspot.com/2020/10/blog-post_29.html 
(3)「気候変動と原発」:気候変動問題とCO2のこと、温暖化阻止に原発は無力 
http://vsa9.blogspot.com/2020/08/blog-post.html 
(4)「原爆と原発:放射能は生命と相容れない:原爆と原発は人類の過ち;全廃に向けて猶予は許されない!」(鹿砦社、2012): 
これは筆者の最初の英語での講演(2011年)の日本語版 


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