2021年08月07日20時04分掲載
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医療/健康
【SMC発】香港の児童を対象にした研究で「（新型コロナ）パンデミックの影響で児童の近視レベルが上昇した 」
香港の児童を対象にした研究で、Covid-19のパンデミックの影響で児童の近視レベルが上昇したとの報告。SMC（Science Media Centre ）が伝えた。
上記報告「パンデミック時の児童の生活習慣の変化と近視のレベルを調べた観察研究」について専門家は次のようにコメントしている。（British Journal of Ophthalmology誌掲載）（エンバーゴ: 8月3日（火）8:30 JST）
要旨：
この研究では、Covid-19のパンデミックによるライフスタイルの変化が児童の視力の発達に与える影響が調査された。パンデミック前とパンデミック時では異なる期間の追跡調査であったものの、パンデミックで屋外活動が減少した結果児童の近視レベルは高くなったことが示唆されている。
University of OxfordのOliver Braddick心理学名誉教授は今回の結果が、屋外活動が近視を予防するという先行研究と一致するものとなったと述べ、研究対象とされた香港の東アジアの児童はヨーロッパ系に比べ禁止レベルが一般に高く屋内で過ごす時間が長いグループではあるものの、ヨーロッパ系の児童においても同じような傾向がある可能性を示唆した。
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