2021年09月13日23時38分掲載
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アジア
日本ミャンマー協会の渡邉会長がネピドー入り、国軍総司令官と会談か
日本ミャンマー協会の渡邉秀央会長が9月11日、ヤンゴン国際空港に到着した。情報によると、常務理事・事務総長の渡邉祐介氏も同行しているという...。現地メディアのPopular News Journalの報道をもとにMyanmarJaponOnlineが13日、伝えた。(大野和興)
日本ミャンマー協会の渡邉秀央会長は郵政相まで務めた自民党の有力政治家で、ミャンマーでクーデターを起こし、民主主義を守れと主張している市民を弾圧している国軍と親しい関係にある。氏が会長を務める日本ミャンマー協会は自民党、立憲民主党の有力議員が顔を揃え、最高顧問に麻生太郎副首相・財務相。また会員企業にはトヨタ、大成建設など大企業が顔を揃えており、同協会は日本の政経済界とミャンマーを結ぶ利権のパイプとなっている。
同協会に対しては、ミャンマーの民主主義を回復を叫ぶ在日ミャンマー人たちが、ミャンマー市民を殺戮している国軍に資金を流さないでと要請と抗議の行動を起こしている。
【Berita TV】日本ミャンマー協会とミャンマー国軍との関係について
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また、現地メディアが、同会長が今回同行したと伝えている日本ミャンマー協会の渡邉祐介常務理事・事務総長は英字誌に国軍支持の主張を投稿するなど、明らかに国軍寄りの姿勢を鮮明にしている。
国軍支持の日本ミャンマー協会事務総長寄稿に「賛同」の会員企業はゼロ 5社が退会と回答
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