2021年11月13日11時33分掲載
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人類の当面する基本問題
(37)2021 年になって世界中で死亡率急増 コロナワクチン接種と関連か 落合栄一郎
2020年3月11日にWHOが新型コロナ(SARS-CoV-2)による病気(Covid-19)の感染が世界中に拡大するかも、という予想に基づいて(その時点では、まだ充分な感染拡大はなかった),パンデミックを宣言した。それにより、世界中(とくに、欧米や日本)で、感染者数、入院患者数、重症者数、死亡者数などが毎時、テレビその他の報道機関で人びとに知らされている。感染を検査するPCR法の問題、死因の特定のいい加減さなどの問題は多い(注1)のだが、それはそれとして、感染を抑えるためには、ワクチンしかないと、欧米各国をはじめ、多くの国でワクチンが義務づけられた。
使われているワクチンは主として、ウイルスの抗原とされるS−タンパク質を作るとされるm-RNAを使い、それを接種後、人体細胞にこのタンパク質を作らせ、そして、それに対する抗体を作り、ウイルスが入ってきた時に、この抗体で退治するという理論に基づいている。しかし、こうした人体内の過程で、予測されなかった様々な副反応が見つけられつつある。
Covid-19の感染者数は、増加・減少を繰り返し,日本では、その5波が収まった状態である。しかし、ヨーロッパでは、現在感染者がまた急増している.もちろん,こうした国でのワクチン摂取率はかなり高いにも拘らずである。しかもCovid-19による死亡者数は、むしろ減少傾向にある。
ところが、ワクチン接種後のCovid-19による死亡率が、ワクチン非摂取者のそれより高い、すなわち、自然に存在する人間の免疫機構のほうが、ワクチンよりも有効らしいといったデータはかなり見られる(あまり公共機関からは知らされない)。
こうした報道とは別に、世界中で、今年になって、死亡する人の数(Covid-19ばかりでなく、あらゆる原因による総数)が急増しているというデータが、様々な国で見られる。これはパンデミック報道とは無関係で、公の機関からのデータである。例えば、Mike Whitneyいう人の発表した論文(注2)では,スコットランド、デンマーク、ドイツ、アメリカのそういったデータを示していて、2021年になって、様々な死因による(主として心臓関連)が通年より死亡者が急増していること、そして、若者達の死亡率が急増していることを指摘している。
そこで、日本ではどうか、調べてみたところ、やはり死亡者が日本でも急増しているデータが、厚生労働省の人口動態統計データ(注3)で見られる(添付の図)。今年3〜5月には、全死亡者数が通年より増加傾向にあることがわかる。なぜ、こんなに急増しているのか? Mike Whitneyは、ワクチン摂取しかその原因としては考えられないとしている。
(注1)http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202010220837044;http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202011090954401;http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202011171103272;http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202011281557466;http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202012061730390;http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202012210923391
(注2)https://www.unz.com/mwhitney/excess-deaths-point-to-depopulation-agenda/
(注3)https://www.wandersolar.com/post/20210802/
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