2022年06月28日10時42分掲載
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遺伝子組み換え/ゲノム編集
ブラジルで非GM大豆栽培が急増 背景に欧州の需要の高まり
欧州の非遺伝子組み換え大豆への需要の高まりがブラジルの非GMO大豆の栽培面積を急激に増加させている。ブラジルの業界団体ISLによれば、ブラジルの大豆栽培面積4100万ヘクタールのほとんどがGM大豆で、非GM大豆は2%、約80万ヘクタールに過ぎない。9月に始まる来シーズンは100万ヘクタールに急増の見込みだという。(有機農業ニュースクリップ)
世界的に非GM大豆の栽培が減少しているという。年間約3千万トンの大豆を輸入する欧州では養豚飼料の脱GM大豆の動きも出ているという。欧州のバイヤーは、マットグロッソ州で60キロ当たり平均6ドルのプレミアムを上乗せして契約しているという。
・Reuters, 2022-6-24
Brazil to boost non-GMO soy area for higher European demand, industry group says
https://www.reuters.com/article/brazil-gmo-soy-idUKL1N2YA2P3
農水省などによれば、日本は年間約300万トンの大豆を輸入している。ブラジルは、米国に次ぐ輸入先で、輸入量は年間約50万トン。
【関連記事】
・輸入大豆 分別品は約70万トン
http://organic-newsclip.info/log/2020/20051035-1.html
・[映画]GM大豆からの「ユーターン」 非GM大豆へ向かったルーマニア
http://organic-newsclip.info/log/2017/17070835-1.html
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