2022年07月05日16時15分掲載
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アジア
軍評議会、スーチー氏の独房収監を正当化 エアコン、冷蔵庫、テレビはなし
アウンサンスーチー国家顧問を独房に収監した理由について、ミャンマーの軍評議会報道官ゾーミントゥン少将は「法の上には誰も立てない(法の下の平等)という原則に従った」と説明、スーチー氏を特別扱いしないとした。また独房にはエアコン、冷蔵庫、テレビなどの設備はなく、弁護団が食事などの世話をしているという。Mizzima-News in Burmeseの報道をミャンマージャポンが伝えた。
同少将は「法手続きに従い独房に移しただけだ。裁判所への移動時間を短縮し、セキュリティを強化できた」とコメントした。
スーチー氏は昨年2月の国軍クーデター後、首都ネピドーの住宅に軟禁されていたが、6月22日に刑務所敷地内の独房に移送された。軟禁中は、愛犬や使用人の同居が許可されていた。
独房収監に対して、グテーレス国連事務総長の報道官や内外の人権団体から厳しい非難の声があがっている。東南アジア諸国連合(ASEAN)のミャンマー問題特使プラク・ソコン氏(カンボジア副首相兼外相)も、軍の措置に憂慮を表明、スーチー氏を元の軟禁先に戻すよう軍評議会へ要求した。
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