2022年09月01日10時44分掲載  無料記事
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入管

入管問題に取り組む市民ネットワーク 全国一斉行動を実施予定

 名古屋入管で亡くなったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんの死の真相解明などを求める市民ネットワーク「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合」(入管闘争市民連合)が、9月4日に全国一斉行動に取り組む。札幌、仙台、山形、高崎、東京、浜松、名古屋、京都、大阪、高知など全国各地で、「改悪入管法の提出阻止」や「ウィシュマさんのビデオの全面開示」を求めて、デモやスタンディング・アクションの実施が予定されている。https://www.ntsiminrengo.org/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97 
 昨年9月に行われた同様の取り組みには、約400人以上が参加。入管闘争市民連合代表の指宿昭一弁護士は、「入管は、市民が忘れた頃に入管法『改悪』法案を出そうとしているが、市民は決して忘れることはない」としつつ、「今年は昨年以上の参加者を集め、入管法改悪を何としても阻止したい」と語った。 
 
 また、全国一斉行動に先立つ8月16日には、入管政策の歴史的な経緯などをまとめたパンフレット(第2版)を公表。パンフレットでは、「入管施設内でなぜ人が亡くなるのか」という点について、支援者としての視点で送還忌避者の問題に焦点を当てながら詳細に語られている。https://www.ntsiminrengo.org/ 


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