2022年10月06日16時41分掲載
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アジア
ミャンマーで拘束の久保田徹さんに禁錮刑判決 裁判は非公開、弁護士認めず
軍政下のミャンマーの軍事法廷は10月5日、治安当局に拘束された映像作家の久保田徹さんに対して、扇動罪と通信に関する罪で禁固刑判決を言い渡した。久保田さんは、7月30日に最大都市ヤンゴン市郊外で行われた軍評議会(SAC)に対する抗議デモを取材した際に逮捕・拘束された。ミャンマージャポンが報じた。
久保田さんは、電子通信法違反と扇動罪、入管法違反(資格外活動)などで訴追され、電子通信法違反で禁固7年、扇動罪で禁固3年の有罪判決を受けた。量刑は合わせて禁錮7年とみられている。入管法違反の裁判は継続中で、拘束の長期化が懸念される。
久保田さんは非公開の軍事法廷により裁かれ、弁護士の立ち会いも認められなかったという。
法曹関係者によると、久保田さんの健康状態は良好で暴力を受けた形跡もないという。
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